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東大香道部、北京・天津市民と友好交流

 

第5回「中国国際青年芸術週間」の一環として「中日文化交流プログラム」が12日から北京で開催されている。20日の「中日青年市民大教室」では、香道「直心流」師範・高橋香愁さんが講演を行ったほか、香道を紹介する展示コーナーも設けられた。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。

香道は茶道・華道と同様、日本の伝統芸術で、数百年の歴史を有する。香あそびを中心として、流派ごとのルールや作法が形作られた。東京大学(東京都文京区)香道部は非常に特色があり、「直心流」師範が長年にわたり指導してきた。

今回は「直心流」師範と東大生が訪中し、「中日国交正常化40周年記念香道会」を開催。中国の大学生や北京・天津両市の市民と交流した。

会場では日本の香道師範が、講演に聞き入る市民らに香道についてきめ細やかに解説、手本をみせた。最後に、市民らは自ら香りを聞き、香道の神髄を会得できたかどうか確かめた。イベントは友好的で温かい雰囲気のなか、閉幕した。

「中国国際青年芸術週間」は中国政府が青年をテーマに企画した大規模な多元的文化交流事業。「中日文化交流プログラム」は今年の中日国交正常化40周年、中日国民交流友好年に合わせて特設された。

 

「人民網日本語版」2012年8月21日

 

 

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