中日国交正常化40周年を記念し、両国の留学生交流をさらに推進するため、2012年8月29日、「2012日本留学説明会」が北京で開かれた。今回の留学説明会は中国教育国際交流協会と日本の財団法人日本語教育振興協会が共同で開催した。この説明会には日本の多くの有名大学や専門学校、語学学校など百の教育機関が招かれて参加した。会場は大勢の人でごった返しており、留学に対する関心の高さを感じさせた。
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留学説明会の現場 |
留学説明会の現場 |
この日午後にはまた「2012年日本語教育シンポジウム」が行われた。会場には中日両国の教育行政部門の代表、教育界の著名専門家、研究者が集い、両国の留学生対策、留学生交流の現状と課題、留学生を支援する新たな措置などについて紹介した。(王恵麗=文、写真)
※中国教育国際交流協会について |
同協会は1981年7月に成立した中国教育界が民間体外教育協力と交流を繰り広げる全国的組織で、教育部(日本の省に相当)直属の事業組織。同協会は中国31の省・自治区・直轄市及び11の市に地方協会があり、現在各レベル各種教育機関を含む159の団体会員組織を持つ。
交流協会は積極的に中国教育界と世界各国、各地域の交流と協力を推進することをテーマとしており、教育、科学技術と文化事業の発展を促進し、各国と地域の人々の間の理解と友好を増進する。2000年から何年も連続して「中国教育国際フォーラム」と「中国国際教育展」を実施してきており、積極的に中国と外国の協力、留学生交流を進めている。 |
人民中国インターネット版 2012年8月30日
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