文、写真提供=駐福岡中国総領事館
2012年9月27日夜、駐福岡中国総領事館が福岡市内のホテルニューオータニで中華人民共和国成立63周年記念レセプションを行った。小川洋福岡県知事、松本国寛福岡県議会議長、古川康佐賀県知事、馬場成志熊本県議会議長ら各界の名士、友好団体、各国の福岡領事機関代表、中国系企業、華僑・華人、留学生など約400人が出席した。
李天然総領事はあいさつの中で、新中国成立63年来、中国人民は「和を以って貴しと為す」の伝統理念を守り、平和的発展の道を堅持し、総合的国力を不断に増強してきた。長きにわたって祖国の建設と繁栄に積極的な貢献をしてきた幅広い海外の同胞に感謝するとともに、中国の発展を支持してくださった九州各界の友人に崇高な敬意を表したいと述べた。
李総領事は中日国交正常化40年来の成果を概括し、歴史は繰り返し「和すれば共に利し、闘えば共に傷つく」ことを証明しており、善隣友好が唯一の正しい選択であると指摘した。また李総領事はあわせて、当面の中日両国関係が釣魚島問題によって緊迫した局面に直面していることに憂慮を示し、双方は両国関係発展の正しい方向をしっかりと把握し、大局と人民の根源的利益に着目し、妨害を排除し、中日関係がおだやかで健康的な発展の軌道に戻るよう推し進めるべきだと指摘した。
また小川福岡県知事、古川佐賀県知事が来賓を代表してあいさつしたが、その中で新中国成立63周年を祝うとともに、当面の中日関係は人々を憂慮させるものの、国交正常化の40年来も困難や曲折、挫折があり、双方は共に努力で苦境を乗り越え、両国関係の大きな発展を実現してきたことを指摘した。そして、国家関係が困難に直面した時こそ、ますます地方と地方、民間と民間、個人と個人間の適切な交流が両国関係の改善と健全的発展を推し進めるべきと述べた。さらに、李憲章福岡華僑総会会長が現地の華人・華僑を代表してあいさつし、祖国のますますの発展を祈念した。
現地の主要メディアもこのレセプションを取材、報道した。
人民中国インターネット 2012年9月29日
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