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中国最大の海上風力発電所が竣工 環境保護の効果に期待

 

風力発電の中国最大手「竜源電力集団」が江蘇省如東県で建設を進めていた150MW海上(満潮時)模範風力発電所の第2期50メガワット(MW)プロジェクトが竣工した。これにより、同風力発電所が全面的に稼働を開始した。人民日報が伝えた。

同風力発電所は、中国初の海上風力発電所模範プロジェクトで、如東県の環港外灘に位置する。2010年9月末に稼働開始した江蘇省如東県32MW(満潮時)試験風力発電所を加えると、同社は如東県で全国最大規模の海上風力発電所を建設したことになり、設備容量が182MWに達した。同社は中国海上風力発電開発の中で、主導的地位を維持した。

同社の同風力発電所は竣工後、年間送電量が約3億7500万kW時に、利用時が2500時間に達する。電気料金は0.778元/kW時で、高い経済効果が見込める。通常の火力発電と比較して、標準炭根間約11万トン、二酸化炭素排出量24万7000トンの削減につながり、社会・環境保護に顕著な効果が期待できる。

 

「人民網日本語版」2012年12月3日

 

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