華能天津IGCC(石炭ガス化複合発電)模範発電所が、本日正式に稼働を開始した。これは、中国のクリーン石炭発電技術が画期的な進展を実現したことを示す。中国はIGCC技術を把握した、世界で5番目の国となった。人民日報が伝えた。
IGCCは将来性が最も高いとされるクリーン石炭発電技術の一つで、石炭消費量が少なく、環境にやさしい。汚染物の排出量は通常の火力発電所の10%、窒素酸化物の排出量は通常の火力発電所の15-20%で、硫黄分の99%を除去することができる。またIGCCは二酸化炭素の分離・回収が可能で、二酸化炭素をゼロ排出に近づけることができる。
「人民網日本語版」2012年12月13日
|