呉明亮=文、写真
12月25日、2012(第13回)海南島フェスティバルの三亜副会場となる海南省三亜市大東海広場において、第4回三亜国際グルメ・カーニバルが盛大に開幕し、広場は熱気に包まれた。
今年のグルメ・カーニバルは8日間の日程で、2013年1月1日まで開催される。この期間に、幅広い市民と観光客が100種類近いグルメを味わい、7大テーマ芸能ステージを楽しみ、各種抽選イベントに参加できる。運が良ければ、リゾートホテルの宿泊券、各種グルメ飲食券、特色観光地の入場券、地方観光記念品、SPA及び温泉利用券などが当たることになっている。
海南省は国際敵観光アイランドとなるべく力を入れており、2001年からこの海南島フェスティバルを行ってきた。フェスティバルの三亜副会場では、これまで3回のグルメ・カーニバルのイベントを実施してきた。その中で、「三亜十大料理」、「外国人観光客に最も人気のレストラン」、「三亜グルメ名店百選」などの観光グルメも選出されてきた。イベントは三亜市の人民政府と海南省観光発展委員会が主催し、三亜市観光発展委員会と同市観光協会が実施している。その主要な目的は、豊かな地方の特色あるグルメ資源、特産品、食文化の振興にある。
今年のカーニバルには100件近い出展があり、その中には国際的なホテル、著名なレストランから、三亜のB級グルメ、海南省の地元食材、地酒までバラエティーに富んだ顔ぶれが並んだ。ところで、椰子は海南省の特産だが、今年のグルメ・カーニバルの開幕式では「1000人でココナツジュースを飲む」イベントが催されたほか、ココナツをテーマにした娯楽イベントが行われた。その中には、地元の名人「廖三刀」がステージで文字通りナイフ3振りでココナツを切りジュースが飲めるようにする妙技を披露して喝采を浴びたほか、参加したゲストや観光客が若いココナツに新年を祝う絵を描いたり、ココナツを積み上げて像を造るなど観光、文化、民俗を有機的に結合した各種イベントが催された。
7大テーマ芸能ステージは、今回のカーニバルのハイライトで、12月25日のクリスマスから31日の大晦日年越しライブまで、7つのステージが繰り広げられている。クリスマス、地元民俗、渡り鳥文化、DJライブ、地元の音楽、地元の文化、観光界、各種受賞式などが一体になったステージは、三亜の観光資源、観光商品、食文化を多くの観光客にアピールするはずだ。
さらに、グルメ大会だけでなく、テーマステージの素晴らしいショー、料理コンテストの息詰まる戦い、ラッキー抽選会の盛り上がり、年越しイベントの躍動ぶり、魅惑のグルメなど、さまざまな熱いパーティーが催され、イベントを盛り上げていく予定になっている。
人民中国インターネット版 2012年12月27日
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