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海南省三亜十大料理

 

6.南山素斎(南山の精進料理)

三亜の精進料理は、南山文化観光地区を発祥の地としており、このことでよく知られる。南山の精進料理は材料に厳格な決まりがあり、作り方は細心だ。材料は山菜や季節の野菜のほか、雲南の山奥で採れる天然のキノコ、コンニャク、ダイズ加工食品や多種類の菌類を使って作られる。栄養が豊富で健康的価値が非常に高い料理だ。体を保養する素材を使い、優れた技で料理しており、見た目が美しいだけでなく、食感も本物そっくりで、三亜を代表する料理といえよう。

7.藤橋排骨(藤橋のスペアリブ)

藤橋の地元農家で育てられた“地ブタ”のスペアリブは、ショウガ、ニンニク、ハチミツなどに漬け込み、その後じっくりと油で揚げて作る。出来上がったスペアリブはきつね色で、甘い香りを放つ。口に入れるとコクのある塩味の中にほんのりと甘さが広がり、外はサクサクで中は柔らかく、見た目も味も絶品だ。

8.疍家咸魚煲(疍家の干物魚深鍋煮)

疍家の漁民は年中海上で生活しており、良い魚(紅魚など)が捕れると、船の甲板で海風と太陽にさらして干物にする。もちろん人工の添加剤などは一切使わないため、魚は肉質が締まり歯ごたえたっぷりの極上干物となる。疍家の干物魚は香りが濃厚で、深鍋でブタのバラ肉と煮込むと比べようもないほどの美味となり、酒にもご飯にもぴったりの逸品とたたえられている。

9.雅亮老鼠猪(雅亮の小型ブタ)

雅亮は三亜でも山奥の僻地に属し、この地特産の小型のブタは体質が緻密で、頭が小さくて長く、耳が小さく立っており、口はとがっている。このため形がネズミに似ているとして「老鼠猪」と呼ばれる。その肉質はきめ細かく、さっぱりと甘く、肉だけでなく骨や皮まで柔らかく、皮も肉と一緒に食べられるほどだ。ゆでてそのまま切り分けるか、しょう油煮込みにすることが多い。

10.三亜海鮮火鍋(三亜の海鮮鍋)

三亜で取れる海鮮にはエビ、カニ、貝、マキガイ、魚など何でもあり、それぞれに良さがある。鍋のベースには味を調えるためのショウガの薄切り、ニンニクの芽などを入れるだけで、海鮮本来の味を生かすのが三亜のやり方。海鮮特有のさっぱりした味わいを持ち、栄養も豊富で、各店秘伝のつけだれが一段と美味さを引き出す。

 

 

人民中国インターネット版 2012年12月28日

 

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