2月5日、中国国家環境諮問委員会は環境保護部とともに科学技術委員会第7回全体委員会を招集した。席上、環境保護部の呉暁青副部長は、状況を説明し2012年から全国74都市(北京、天津、河北省、長江デルタ（上海市・江蘇省南部・浙江省北部長江）、珠江デルタ（広州・香港・マカオ）の各都市、省会都市、計画単列市を含む)で、新規の「環境大気レベル基準」に基づいて観測と大気レベルの評価を行うと発表した。

分析とランキングでわかった、74都市中で大気汚染が1月度最も深刻だった10都市は以下の通り。ケイ台市、石家庄市、保定市、邯鄲市、廊坊市、衡水市、済南市、唐山市、北京市、鄭州市。また、汚染が比較的軽度だった10都市は以下の通り。海口市、福州市、舟山市、廈門市、恵州市、肇慶市、深セン市、昆明市、ラサ、珠海市。

呉副部長によれば、今後、環境保護部は2月上旬から前月の大気汚染がもっとも深刻だった10都市及び比較的軽度だった10都市の一覧を公表するという。

対象の74都市のうち、北京市、上海市、鄭州市では深刻な大気汚染の緊急対策が着手されているが、一部の都市では対策が始まっていないところがあるという。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2013年2月6日