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中国高校生日本語スピーチコンテスト開催

 

房副主任(右)、豊田理事長(左)と記念撮影する杜雨萌さん、楊亦沈さん

「2013年全国高校生日本語スピーチコンテスト・第18回海外高校生による日本語スピーチコンテスト(中国地区)」決勝が25日午後、北京市朝陽区の中日青年交流センターで開催された。「人民網」が伝えた。

21人の出場者は「夢は空想ではない」をテーマに熱弁をふるった。心のこもった語り口、臨機応変でユーモアあふれる回答は、審査員・観衆から熱烈な喝采を浴びた。激戦の結果、杜雨萌さん(済南外国語学校)、楊亦沈さん(上海外国語大学附属外国語学校)が一等賞を受賞した。

今回の大会は中日青年交流センター、日本のNPO法人「E.G.G.」が主催した。3月に中国国内16省(自治区・直轄市)の27都市で始まり、各校から選抜と推薦を受けた34校、計68人が予選に出場した。うち21人が今回の決勝に進んだ。

中日青年交流センターの房恩・副主任が祝辞を述べ、「言葉は文化伝達の主たる媒体で、文化の大切な構成要素でもある。日本語スピーチコンテスト開催によりみなさんの日本語学習への興味がさらに高まり、より多くの中国の若い学生が多様なアングルから日本を認識・理解し、日本社会と文化への理解を一層深めることを望む。中日両国の若人、国民の間の世代を超えた友好は、アジアひいては世界の平和と安定に貢献するだろう」とあいさつした。

「E.G.G.」の豊田邦裕理事長は祝辞で、「スピーチコンテストに参加する高校生は増え続けている。回を重ねるごとに、国際文化交流の促進、日中友好関係の強化、グローバル人材育成の使命を感じる。みなさんが日本語学習の中でより多くの人と知り合い、友人となって友情を育んでほしい」と寄せた。

スピーチを終えた全出場者は、来賓から高い評価を受けた。学生達の日本語学習歴はほとんどがわずか2年余りだが、内容、言語的表現から、日頃積み重ねてきた真摯な努力が感じられた。

一等賞の杜雨萌さん、楊亦沈さんは中国地区代表として、2カ月後に日本で開催される「第18回海外高校生による日本語スピーチコンテスト」決勝大会に出場する。

 

 「人民網日本語版」より 2013年5月28日

 

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