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謝国明の墓で線香をあげている中日両国の学生たち |
7月13日午前、日本の北九州大学に所属する「中文会」と九州地方に住む中国人留学生たちによる合同親睦会が福岡市で開かれ、古代の先人たちによる中日友好交流を共に懐古した。
北九州大学に在籍している日本人学生と九州大学に在籍している中国人留学生たち合わせて40人余の一行は、宋代末期から元代初期にかけて現在の博多市周辺で活躍した中国人華僑のリーダーである謝国明を参拝し、また禅宗と茶を日本に伝えたとされている栄西禅師や饅頭と蕎麦の作り方を日本に伝えたとされている圓爾禅師に関する重要遺跡を見学し、古代の中日友好交流について共に理解を深めた。
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日本の茶文化発祥地である聖福寺の大雄宝殿の前で撮った記念写真 |
今回の交流活動の主催者で、日本の「五星奨」中国語教育推進会の幹事長を務める葉言材氏は、「中日関係が冷え込んでいる今こそ、中日両国の青少年たちは両国の先人たちが2000年以上にわたって共に歩んできた友好交流史について理解を深めるべきだ」と語った。今回の活動に参加した北九州大学の中国語学科3年生の瀬戸綾美さんは、「この活動に参加して、大学を卒業したら中日友好交流の懸け橋になれる仕事に就きたいという気持ちが一層深まった」と感想を述べた。
人民中国インターネット版 2013年7月16日
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