国際オリンピック委員会(IOC)総会が7日夜(北京時間8日午前4時20分)にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれ、IOC委員94人による投票の結果、日本の東京がマドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)を上回る票を獲得し、2020年夏季五輪の開催都市に決まった。
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東京が提出した立候補ファイルによると、2020年夏季五輪は7月24日から8月9日まで開催。マドリードとスペインを上回る約3300億円の運営予算を計上する。計37の競技場のうち、すでに15の競技場がある。入場券は平均7700円。東京での開催は1964年の第18回夏季五輪以来。
東京は「安全で安心な都市」を主にアピールした。このところ福島第1原発で発生し続けている汚染水漏れ事故が一度は大きな障害となり、投票前は各国メディアから懸念の声が相次いだ。
「人民網日本語版」2013年9月8日
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