文・写真=段非平
中国人権研究会と中国人権発展基金会の共同主催による第6回北京人権フォーラムが13日午後、北京で閉幕した。羅豪才・中国人権研究会会長が閉幕式に出席し、葉小文・中国人権研究会副会長が挨拶をした。
|
閉幕式の様子 |
葉小文副会長は、「今回のフォーラムは、世界人権事業に新たな活力を入れ、国際人権学術研究の更なる繁栄や人権観念の更なる深化、人権への認識レベルの更なる向上に役に立ち、豊富な成果を収めた」と語った。
今回のフォーラムは「持続可能な人権発展環境づくり」をテーマに、法治と人権、社会建設と人権、地域安全と人権の3つの議題について議論した。2日間にわたる議論に国連及び33の国や地域からの政府高官や学者、関連国家の中国駐在大使館の代表及び国内の人権分野の学者100人あまりが交流と議論に参加した。
|
|
挨拶する葉小文・中国人権研究会副会長 |
閉幕式に出席する来賓たち |
「人権」を中国憲法、国民経済・社会発展計画、中国共産党党規約に盛り込んだことに続き、第18回中国共産党大会は「人権の的確な尊重と保障」を、小康(ややゆとりのある)社会を全面的に完成するための奮闘目標の1つとして確立した。出席した専門家らは「中国の特色ある社会主義事業は新たな歴史的出発点に立っており、中国人権事業の発展によって新たな時代が切り開かれた」との認識で一致した。
過去30年余りの中国の人権事業の発展を、国際社会は高く評価している。出席した専門家らは「今後の中国人権事業の発展は、中国自身の経済、社会、政治、教育など各分野の改革・発展と切り離せず、大衆の高度の参画と切り離せず、それ以上に国際社会との良好な相互作用と切り離せない」と表明した。
人民中国インターネット版 2013年9月15日
|