文・写真=孫雅甜
開幕式であいさつする舒勇氏
9月12日の夜、「芸術家・舒勇の世界」作品展が湖南省長沙市の美廬美術館で開幕した。今回の作品展では、舒勇氏が近年制作した水墨画、油絵、彫刻など60点余りの作品や舒氏のこれまでの制作経験を記録した資料などを展示し、彼が歩んできた芸術の歩みの縮図を総合的に再現した。第10期全国政治協商会議の張懐西副主席や中国国際文化伝播センターの唐天標副主席、湖南省の政府関係者らが開幕式に出席し、作品展を見学した。今回の作品展は今後1カ月にわたって開催される見込みだ。
来賓たちに作品を紹介している舒勇氏
1974年、湖南省懐化市溆浦県に生まれた舒勇氏は、中国で最も有名な現代芸術家の一人であり、作品はパフォーマンスアートや彫刻、油絵、中国画、インスタレーション・アート、ニューメディアなど幅広い分野に及ぶ。2006年に彼が制作した彫刻「泡女郎」は、最近30年間の中国芸術を代表していると称しても過言ではない新しい彫刻作品だ。翌年、彼は張芸謀氏らとともにマスメディアから「中国十大創意領袖」の一人に選ばれた。2009年の第七回フィレンツェ・ビエンナーレでは「終身成就賞」に輝き、そして今年六月、中国代表として第55回ベネチア・ビエンナーレに参加し、出品作品「古歌磚」はベネチアで大きな反響を引き起こした。
人民中国インターネット版 2013年9月13日
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