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習近平主席がシン首相と会談 中印関係に4提案

習近平国家主席は23日、インドのシン首相と釣魚台迎賓館で会談した。

習主席は「中印は共に悠久の歴史を持つ古くからの文明国であり、現代世界最大の発展途上国でもある。両国の人口を合わせれば、世界人口の3分の1を超える。中印関係は2国間の範疇を遙かに超えて、グローバルな意義、戦略的意義を備える。世界には中印の共同発展に十分な空間があるとのシン首相の発言を称賛する。世界も中印の共同発展を必要としていると思う」と表明。

「中国は常にインドを戦略的協力パートナーと見て、インドの発展を喜んでいる。インド側と共にチャンスを捉え、妨害を排除し、手を携えて協力し、平和的発展、協力的発展、共同発展を実現し、中印戦略的協力パートナーシップを新たな段階へと押し上げることを心から望んでいる」と述べた。

習主席は中印関係の発展について次の提案をした。

(1)中印関係と世界の大勢との結合を推し進め、戦略面の相互信頼を強化する。今の世界では新興国・途上国全体の力が強まっている。双方は国際・地域問題や多国間枠組み内の協力を強化し、共通利益を守り、対等・相互信頼、包摂・相互参考、協力・ウィンウィンの国際関係の構築を促す必要がある。

(2)中印関係と各自の発展上のニーズとの結合を推し進め、実務協力を深化する。中印両国の最重要課題は経済発展と民生改善だ。双方はインフラ整備、情報技術、通信、投資、産業パークなど重点分野の協力を開拓し、協力水準を高め、中国の西への開放とインドの「ルックイースト政策」を結合して、互恵・ウィンウィンを実現する必要がある。

(3)中印関係と両国の復興プロセスとの結合を推し進め、溝を適切に管理・コントロールする。中印は共に良好な外部環境、特に周辺環境を必要としている。双方は互いの懸念に配慮し合い、国境や国境をまたぐ河川の問題をうまく処理し、防衛、テロ取締り分野の協力を強化し、両国関係の発展の大局をしっかりと把握し、中印の共同復興プロセスを守る必要がある。

(4)中印関係を東洋文明の振興と結合し、交流や対話を拡大する。中印という古くからの文明は新たな生命力をみなぎらせつつある。双方は人的・文化交流を強化し、両国関係の持続的発展のためにより堅固な社会的基礎を打ち固め、中印の友好協力が人々の心により深く浸透するようにする必要がある。

 

「人民網日本語版」2013年10月24日

 

 

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