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世界遺産の文化的景観について討議

 

多様な文化的景観の意義を探り、世界遺産とその文化的景観に対する管理や利用をよりよく進めるため、2013年10月24日から26日の日程で「東アジア世界遺産文化的景観フォーラム」が世界遺産(文化遺産)に登録されている中国江西省の廬山(ろざん)で行われた。

今回のフォーラムは、中国ユネスコ国内委員会が主催し、廬山風景名勝区管理局の協賛で行われたもの。中国をはじめとする8つの国と地区から、世界遺産の管理や研究に携わる関係者や専門家たちが参加した。3日間にわたる討議を経て同フォーラムは「廬山コンセンサス」を発表し閉幕した。同コンセンサスには以下の3点などが盛り込まれている。1.すべての世界遺産とその文化的景観に責任ある管理部門を設置し、長期的な発展目標を制定し、その目標の達成のために実践を進めるべきである。2.地域住民に対し彼らの利益になる活動に積極的に参加させるべきである。3.情報の公開により、人々が地元の文化的景観を体験できる機会を作り、世界遺産とその文化的景観の価値に対する理解を進めるべきである。

 

人民中国インターネット版 2013年11月

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