フランス時間5日午後4時頃、中国教育副部長(教育次官)、中国国連教育科学文化機関(ユネスコ)全国委員会主任の郝平氏が第37回ユネスコ総会議長に選出された。ユネスコの68年の歴史で、中国人の選出は初。
郝氏は「新たな情勢と課題を前に、ユネスコは人類の文明の進歩の促進に対する教育、科学技術、文化の重要な役割をより深く認識し、より積極的に発揮すべきだ」と表明した。
第37回ユネスコ総会は5-20日の日程でパリで開催。今回の総会は世界の安全保障情勢、地政学的状況に新たな変化が生じ、経済回復が力を欠き、公平な発展がはっきりと現れず、ユネスコが財務危機、人員再編、機構改革圧力に直面するという背景の下で開催される。総会では今後2年間の予算案と今後8年間の戦略計画を可決する。議長は次期事務局長、執行委員会の選出を取り仕切る。
「人民網日本語版」2013年11月6日
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