11月15日、北京市内のホテルで、株式会社クラレと中国人民対外友好協会の主催により、同社のビニロンプラント輸出50周年記念式典が行われた。伊藤文大クラレ代表取締役社長、陳昊蘇元中国人民対外友好協会会長、李希奎中国人民対外友好協会会長、大原謙一郎日本大原美術館の理事長ら、中日両国から200名以上が出席した。
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あいさつを述べる伊藤文大社長 |
あいさつを述べる李希奎中国人民対外友好協会秘書長 |
1963年、さまざまな障害を乗り越えクラレは中国にビニロンプラントを輸出した。これは日本から中国への初めてのプラント輸出であり、中日友好関係と両国の貿易において重要な意義を持つものとなった。当時、周恩来総理、陳毅副総理、郭沫若外交部長らが、訪中した当時の大原総一郎倉敷レーヨン(現・クラレ)社長と会見した。
中日両国の関係が困難な局面にある中で開催された今回の記念式典は、民間交流や貿易における協力促進に積極的な役割を果たすものとなった。
人民中国インターネット版 2013年11月18日
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