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中国企業、海外不動産投資に意欲的

 

 

  5、大連万達集団 ロンドンで7億ポンドを投資、5つ星ホテルを建設

 大連万達集団は2013年6月19日、英国で実施する2件の投資(総額10億ポンド)を発表した。そのうち約7億ポンドは、ロンドン中心区の5つ星ホテル「万達ホテル」の建設に投じられる。同社の王健林董事長は、「年内にニューヨークの高級ホテルプロジェクトを発表する。また今後10年間に渡り、世界の8-10の主要都市で、万達ブランドの5つ星ホテルと超高級ホテルを建設する計画を立てている」と語った。王董事長は以前、2020年までに同社の収入の3分の1(約300億ドル)を海外事業にすると表明した。

  6、復星国際 7億2500万ドルでワン・チェース・マンハッタン・プラザを買収

 複合企業の復星国際が発表した10月の公告によると、同社はJPモルガン・チェースから、ニューヨーク・マンハッタンのシンボルである「ワン・チェース・マンハッタン・プラザを」を7億2500万ドルで買収した。同ビルはJPモルガンの本社ビルで、1957年に建設を開始し、1960年に竣工した。伝説的な人物であるデイヴィッド・ロックフェラー氏が当時JPモルガンのCEOに就任し、マンハッタンは米国の金融センターの象徴となった。同ビルは地上60階・地下5階建てで、2.5エーカーの広場を持つ。高さは世界217位、北米37位の247.81メートルに達する。

  7、SOHO中国 7億ドルでGMビルを買収

 不動産大手のSOHO中国の張欣CEOは2013年6月、ブラジルの金融グループと7億ドルを拠出し、ニューヨークのGMビルの40%の株式を買収した。GMビルはニューヨークのランドマークタワーで、50階建てのビルだ。同ビルはマンハッタン5番街・59丁目に位置し、有名なプラザ・ホテルと向い合っており、セントラルパーク全体を俯瞰できる。同ビルのテナント面積は約200万平方メートルに達し、その95%が貸し出されている。エスティローダーやヨーク・キャピタルなどの有名な金融機関も、同ビルに入居している。

  8、万科企業 サンフランシスコの高級マンションに1億7500万ドルを投資

 不動産大手の万科企業は2013年2月、「米国一の不動産会社」と称されるティシュマン・スペイヤーと合意書に署名し、米サンフランシスコのフォルサムストリート201番地を共同開発するため合弁会社を設立した。両社が発表した情報によると、フォルサムストリート201番地は「高級高層マンション」となり、37階建て・42階建ての2棟が連結され、総戸数が655戸に達する。フォルサムストリート201番地は、ティシュマン・スペイヤーが開発するツインタワーマンションと向き合っている。同プロジェクトの投資総額は約6億2000万ドルに達し、そのうち万科企業が1億7500万ドル、ティシュマン・スペイヤーが7500万ドルを負担し、残りは借り入れにより調達される。

  9、中国海外発展有限公司 2億ポンドでロンドンのオフィスビルを買収

 毎日経済新聞は、中国建築工程総公司の子会社である中国海外発展有限公司の孔慶平董事長の話として、同社が昨年ロンドンのオフィスビルを2億ポンドで買収したと伝えた。

 

 「人民網日本語版」2013年11月21日

 

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