中国の習近平国家主席は18日午後中南海で、香港特別行政区の梁振英行政長官と会見し、香港の当面の情勢や特別行政区政府のこの一年来の活動に関する報告を聴取しました。
習主席は、「特別行政区政府は、安定を第一に改革を求め、民生を重点に置くという執政方針を真剣に貫き、経済社会の発展に存在する大きな問題の解決に力を入れ、一定の成果を収めた。中央政府は特別行政区政府の収めた成果を高く評価している」と述べました。
習主席はまた、「三中全会は(中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議)は改革の全面的な深化に全体計画を立てた。これは国家の発展にかかわる重要な戦略的計画だ。この計画の中で、大陸は市場の役割を果たし、政府の役割をよりよく発揮していく。これは香港、マカオ、台湾への開放と協力に役立ち、大陸と香港の交流と協力がさらに深まり、香港はより多くの発展のチャンスとより大きな発展の空間を得るだろう」と述べました。
習主席はさらに、「2017年香港特別行政区政府行政長官の選挙における中央政府の立場は明確で一貫している。香港各界の人々が香港基本法や全人代常務委員会の決定に基づいて討議を行い共通認識を求め、行政長官の選挙の順調な展開に基礎を固めていくよう希望する」と述べました。
中国国際放送局日本語部より 2013年12月19日
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