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内蒙古で紀年のある唐の磚室墓見つかる

 

内蒙古自治区のホリンゴル県で紀年のある木造構造を模した唐代の磚(レンガ)室墓が見つかった。紀年によると墓主の埋葬年代は唐の咸通9年(868年)だった。自治区文物考古研究所が明らかにした。

発掘により墓は墓道、墓門、甬道、墓室から構成されていることが分かったが墓門と甬道は破壊されており、墓門は形式がはっきりしなかった。甬道は残存部分から見て、平面が長方形で、両壁は青磚(青みがかった灰色のレンガ)で作られていた。墓室の頂部は早くに破壊され、平面が円形で、天井は穹廬頂(遊牧民のテントの天井のような形状)だった。墓室は底部が直径3.7メートル、残高が2.1メートル。

今回出土した墓は構造が独特で過去の建築が残っており、唐の建築の研究と墓の時代区分に新たな資料をもたらした。

 

「新華網日本語」より 2014年2月6日

 

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