新年が始まり、国家新聞出版ラジオ・映画総局映画局は2013年の映画市場データを発表した。中国国産映画は興行成績127億6700万元で58.65%を占め、前年比54.32%増という成績で輸入映画を上回った。米誌ハリウッド・リポーターのウェブサイトはこのほど、中国が2014年、現有の毎年34本ハリウッド映画を輸入する上、更に10本増加する見通しだと伝えた。ラジオ・映画局の担当者は昨日、この情報を否定し、34本という輸入数は変わらないと述べた。新京報が伝えた。
米中双方は2012年2月18日、WTOの映画関係の問題解決のための了解覚書を結んだ。その際に中国は映画輸入数を毎年20本から34本に引き上げ、またIMAXと3D映画を中心とすること、米国の映画興行の配分割合も13%から25%に引き上げることを取り決めた。それから2年近く過ぎた2月9日、ハリウッド・リポーターの「中国大陸部の輸入映画割当が来月から44本に拡大」という報道が業界の注目を集めた。もし輸入割当がさらに拡大された場合、国産映画市場は大きな挑戦に直面することになる。記者が昨日、同局の担当者に取材したところ、34本という輸入割当は変わらないと同情報を否定した。「全ては中国のWTO加盟の際の承諾と、2012年の米中双方の映画関連の問題解決に関する了解覚書に基づく」。
「人民網日本語版」より 2014年2月11日
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