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中国:20年までに海外に中国文化センター50カ所設置へ

 

■中国映画が文化宣伝のカギ

パリの中国文化センターの殷福・センター長によると、同センターの文化宣伝業務の1つとして、中国映画の宣伝がある。同センターは02年の冬から、主に文化交流イベントの開催や中国語クラスの開設、情報提供などを実施している。また、3年連続で、中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局やフランスの大手映画製作会社「パテ」と共同で、フランスのさまざまな都市でフランス中国映画祭を開催し、延べ1万人以上の観客を集めている。同映画祭では毎回、観客に最新の中国映画を紹介するほか、俳優の姜文(チアン・ウェン)や女優の鞏俐(コン・リー)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)などの中国のスター、さらに、ジャン・レノ、アラン・ドロン、ヴィンセント・ペレなどフランスのスターをゲストに招いている。

■春節の伝統行事が海外でも好評

ロシアのモスクワにある中国文化センターでは、春節(旧正月。今年は1月31日)を祝うイベントが開催され、中国文化に関心を持つ多くの人が気温マイナス20度の厳しい寒さの中、参加した。多くの人が「今日、同センターに来て目からうろこが落ちた。餃子を作ったり、春聯(家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)を制作したり、今年の干支があったり、猜灯謎(灯篭の上などに書かれたなぞなぞ)で遊んだりと、中国の春節にはおもしろい伝統がいっぱいある。中国の文化はとても興味深い」と語るなど、好評を博した。

マルタにある中国文化センターでは最近、中国語や中国の歌を紹介するイベントが開催された。そして、参加者の真剣な態度や素晴らしいパフォーマンス、美しい旋律の中国の歌などが、参加者の好評を博した。

「駐外中国文化センター発展計画」によると、中国は20年までに、世界の主な国や地域に、中国文化センター50カ所を設置する計画だ。この壮大な計画は、中国が現在、海外での文化宣伝を着実に加速させていることを示している。(編集KN)

 

「人民網日本語版」より 2014年2月25日

 

 

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