中国上海市の第14回人民代表大会常務委員会第11回会議は25日、『上海市人口と計画出産条例修正案』を可決した。修正された条例では、今年3月1日から、夫婦のどちらかが一人っ子の場合、子供を2人まで産むことが出来る。上海は地方の立法を通して『単独二孩』政策を実施する6番目の都市となる。
上海市衛生・計画出産委員会によると、上海市で『単独二孩』の政策の対象となる女性は約46万人だが、実際には37万人にのぼるという。同委員会は「夫婦の出産意欲などの要素を考えた上で、『単独二孩』政策実施後、3年から5年の間に上海市の人口は7万5000人から15万人前後増えることになる。毎年2万人から3万人増える見込みだ」と予測している。
「中国国際放送局 日本語部」より 2014年2月26日
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