中国のアニメ制作会社・カーロンアニメーションが制作を担当した日中合作アニメ「劇場版 トレインヒーロー」(原題:高鉄英雄)が23日にイオンシネマ幕張新都心劇場で初日を迎え、多くの人々が駆けつける好調なスタートを切った。新華網が伝えた。
初日舞台あいさつの時間が比較的早かったため、モール内の店舗のほとんどがまだオープンしておらず、人気もまばらだったのとは対照的に、映画館はすでに観客で満席となり、映画館の前では人々が列をつくって並んでいた。「トレインヒーロー」は、主に子供たちに人気のアニメのため、観客の大部分が子供連れの3、4人家族だった。また、日本には鉄道ファンが大勢おり、一人で訪れている大人も少なくなかった。
同日、「可愛すぎる中国語講師」こと段文凝が宣伝大使として初日舞台挨拶に登場し、一足先に中国で公開された映画が中国でとてもいい評判を得たことを紹介した。
「劇場版 トレインヒーロー」は2013年8月に中国で公開され、可愛らしく、クールなキャラクターや、良く練られたストーリー構成、美しい画面のビジュアル効果などが好評を博した。メインターゲットは子供だが、説教くささがなく、「トレインヒーロー」たちが劇中で必死に努力し、協力しながら誠実に成長していく過程や、危険を恐れず、生死を共にする物語を通して、プラスのエネルギーを観客に伝えているため、子供だけでなく、大人の観客の共感も呼び起こした。(編集MZ)
「人民網日本語版」より 2013年2月26日
|