4月16-23日に開催される第4回北京国際映画祭の記者会見が26日、北京で開催され、全体的な計画が発表されたほか、2種類のポスターも公開された。コンペティション映画部門「天壇奨」のノミネート作品や審査員のメンバーは3月中旬に発表されるほか、パフォーマンスの上演に代って、今年はオープニング作品の上映が行われるという。京華時報が報じた。
「天壇奨」のノミネートは3月発表
同映画祭の組織委員会によると、今回は「安全、倹約、良質、文明」を原則に、開催費用の削減に努め、過去の経験を基礎に、新たな試みも加えるという。今年も昨年と同じく、▽天壇奨の選出▽開幕式▽映画の上映▽映画の魅力・北京フォーラム▽北京映画市場▽映画カーニバル▽授賞式・閉幕式---の7大テーマイベントが実施される。開幕式は4月16日夜、北京にある国家大劇院で開催され、これまでと違い、「映画祭」の名にふさわしくオープニング作品が上映される。
「天壇奨」では、最優秀映画賞や最優秀監督賞など10項目の賞が選出される。同奨には88カ国の837作品がエントリーしており、その中から、専門家40人が15作品をノミネートする。選考は最終段階に入っており、3月中旬に結果が発表される。審査員の顔触れについて、組織委員会は、交渉が最終段階に入っており、多くの国際的な映画界の大物が登場するとしている。3月中旬にメンバーが発表される。
顧問委員会を増設
同映画祭には、今年から顧問委員会が増設され映画祭の指導を務める。メンバーには、映画界の著名人のほかに、大型イベントプランナーやマーケティングプランナーなど、各界著名人が招かれる。また、テーマイベント以外に、「ドキュメンタリー佳作」、「中国語映画の新たな焦点」、国際映画を上映する「注目未来」の3項目も新たに増設された。
同記者会見では、「夢の舞台」と「希望の田野」と題する2種類のポスターも公開された。(編集KN) |