最も有名な俳優は、ジャッキー・チェン
海外の人が中国映画を通して中国に対するイメージを形成しているかという質問に関して、黄院長はどちらともいえないという見方を示し、「中国語のレベルが高い回答者ほど、中国映画や中国文化を受け入れやすい。海外での中国語の宣伝を強化すべき」と指摘した。また、海外の人が中国映画に関する情報を得たり、中国映画を見たりする主なルートは「インターネット」だったという。
同調査ではさらに、中国映画のキーワードに関して、回答者の322人が「成龍」、106人が「李小龍(ブルース・リー)」、95人が「李連傑(ジェット・リー)」、12人が「范冰冰」、「章子怡」を挙げた。そのほか、28人が「張芸謀(チャン・イーモウ)」、11人が「李安(アン・リー)」などの映画監督を挙げた。特筆すべきは、成龍が3年連続で最も有名な俳優だった点だ。同調査結果に関して、黄院長は、「カンフー映画スターが依然として最も影響力のある中国人俳優となった。一方、東洋美人である范冰冰と章子怡は各国際映画祭に頻繁に登場し、注目を集めている」とし、「同年、国内映画市場で話題をさらった中国映画の新勢力となった俳優たちは、国際舞台にまだ本格的に進出していない」と付け加えた。
同調査報告に関して、著名な脚本家・映画評論家の趙葆華氏は、「中国映画の現状をはっきり理解し、理性的に評価する根拠となる」と評価している。(編集KN)
「人民網日本語版」より 2014年3月3日
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