文=陳蘊青
2014年3月17日、中国外文局が主催する「全国ハイレベル実践型翻訳・通訳人材育成基地 ハイレベル翻訳・通訳研修モデルクラス」の始業式が北京で行われた。中国外文局の周明偉局長、元中国外文局副局長兼総編集長で全国ハイレベル実践型翻訳・通訳人材育成基地専門家委員会の黄友義主任、アメリカ・モントレー国際大学院の鮑川運教授、中国外文局教育研修センターの趙麗君主任らが式に出席し、あいさつをした。
中国財政部・文化産業発展専門基金からの出資を受けている「全国ハイレベル実践型翻訳・通訳人材育成基地建設プロジェクト(National Center for Advanced Training in Translation & Interpretation、ATTIと略する)」は、ハイレベルに対応した翻訳・通訳の教育課程と教育システムを検討し、全国でハイレベル翻訳・通訳者を育成する協力システムの構築を目的としている。
今回の研修期間は一年で、中国外文局教育研修センターの監修により実施される。授業を担当する教師たちは、中国外文局や中国外交部など関連機関のベテラン専門家や米国のモントレー高級翻訳学院など国内外の著名な翻訳学院の教授などで構成されている。またこのクラスに集まった30名の学生はみな厳しい選考を通過しており、全国で外交事務に携わる多数の人材の中から部(省)や委員会、部門によって選抜された優秀な翻訳・通訳者ばかりだ。
人民中国インターネット版 2014年3月18日
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