文・写真=東京支局
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展覧会の様子 |
現在、東京・信濃町の民主音楽協会の民音音楽博物館で、同館主催の「世紀の名優・梅蘭芳と日中友好」展が開催されている。協力は、中国人民対外友好協会、梅蘭芳記念館、中国国家京劇院。
中国が世界に誇る京劇の名優・梅蘭芳の生誕120周年と、初来日95周年を記念するこの展覧会では、梅蘭芳(1894~1961年)の生涯と京劇役者としての人生をパネルで紹介し、記念館所蔵の貴重な資料をはじめ、使用していた台本、衣装箱、執筆した書や絵画など、海外初公開のものを含めた門外不出の貴重な品を展示。また、彼が初代院長を務めた「中国国家京劇院」が所有する穆桂英、虞姬、楊貴妃など京劇作品の代表的な人物の舞台衣装なども見ることが出来る。会期は7月6日まで。入場無料。
なお、本年5月9日からは、福岡、広島、東京、愛知、新潟など、全国30都市で「中国国家京劇院」を招聘した公演「『梅蘭芳』芸術特選」開催する予定。 演目は、梅蘭芳が演じた代表作の中から、項羽とその愛妃・虞美人の悲劇を描く『覇王別姫』と、日本公演初となる喜劇の代表作『鳳還巣』。
民音音楽博物館
所在地:新宿区信濃町8番地(JR総武線・信濃町駅より徒歩5分)
開館時間:火曜~土曜は午前11時~午後4時
日曜・祝日は午前10時~午後5時 月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日が休館)。
民音音楽博物館(日本語): http://museum.min-on.or.jp/top.html
民主音楽協会(日本語): http://www.min-on.or.jp/
人民中国インターネット版 2014年3月28日 |