原色・原寸大に復刻された「四庫全書」(文津閣本)が15日、江蘇省揚州市天寧寺万仏楼に到着した。18日から一般公開される。新華社が伝えた。
この「四庫全書」(文津閣本)は合計3万6千冊以上あり、商務印書館が出版、揚州国書文化伝播有限公司が受託製作したもので、手漉きの宣紙6000枚を使い、楠木の箱6144個、書架128本からなる。同「四庫全書」の復刻はデジタル撮影からデータ修正、試作、生産、完成まで合わせて10数年を費やしている。
天寧寺は清朝のころ「四庫全書」を収蔵していた文匯閣跡地にあり、再建された万仏楼には「四庫全書」が陳列されるだけでなく、史料に基づき当時の文匯閣の一部なども復元される。(編集YH)
「人民網日本語版」より 2014年4月16日
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