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陜西で春秋時代の秦の墓4000基以上見つかる

 

【新華社北京4月20日】このほど陜西省澄城県の居安墓地で春秋時代(紀元前8―5世紀ごろ)の秦の墓3211基が見つかった。分布範囲と集中度から墓地全体で4000基以上の墓があると見られ、春秋時代の秦の墓としては過去最大規模。同省考古研究院の調査で分かった。

調査・発掘に参加した同研究院の馬金磊氏は次のように説明した。居安墓地は陜西省澄城県馮原鎮居安村にあり、2009年から調査が続けられている。これまでに約50万平方メートルを調査し、墓1157基、灰坑(貯蔵用の穴)66カ所、活土坑(祭祀用の道具を埋めた穴)2カ所、住居跡2カ所、堀13カ所など遺跡1240カ所が見つかった。

馬氏は墓主の身分については、今のところ秦人であるとしか言えないとし、またこの発見は居安墓地の性格と文化を明らかにする確かな資料となり、文献に記載のある秦の領土拡張を実証するものだが、それ以外にははっきりとした結論を出せないと説明した。

 

「新華網日本語」より 2014年4月20日

 

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