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中国アニメの世界への夢を支える貧しい青年

 

高らかでメリハリある「秦腔(陝西省で行われる伝統劇の一種)」、活発でかわいらしい動画がミックス、伝統芸能に幾分のファッショナブルな色彩が添えられた。西安在住の若者が、自分のアイデアで理想を実現しつつある。「80後(1980年代生まれ)」が熟知している「ひょうたん童子」(中国)、「ライオン・キング」(米国)などのアニメ作品を小さい頃から観て育った楊少飛さん(25)は、ひとつの夢が芽生えた---優れたアニメ作品を創り出し、人々に楽しみを与えることだ。

「85後(85-89年生まれ)」アニメ脚本家・監督である彼は、幼い頃から絵を描くのが大好きだった。大学でアニメを専攻、3年生のとき「西安大唐一品アニメデザイン有限公司」を設立した。楊さんは中国中央テレビ(CCTV)ミニアニメ番組「楽しい宿駅」の制作に携わった経験もあり、そのユーモアがありいきいきしたアニメスタイルは彼に大きな影響を与えた。楊さんは2011年、「秦腔アニメ」文化クリエイティブブランドを創設、伝統的秦腔文化と現代アニメ芸術を融合させた、新たな趣向のアニメ創作を志している。「中国の伝統文化を高揚させ、陝西戯曲アニメを盛り上げたい」と話している。(編集HT)

 

「人民網日本語版」より 2014年4月22日

 

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