重慶市大足区宝頂山にある千手観音は、現在修復作業が行われていますが、5月7日、主尊の露出岩盤の脱塩が行われました。
石刻などに塩がつくと、表層岩石の構造に危害を及ぼすため脱塩しなければなりません。今回、作業員は純水に浸した多層の薄葉紙を塩がついた岩盤に貼り、この紙が自然乾燥した後取り除くことで脱塩します。こうした作業を2、3回繰り返えす作業を行いました。
「中国国際放送局日本語部」より 2014年5月8日