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中国鉄鋼業、M&A活発化を特徴とする構造調整期を迎える

 

中国工業情報化部の蘇波副部長は18日、第8期中国国際鉄鋼大会で、「新しい鉄鋼生産能力の承認を慎重に行い、2013年から2017年までの鉄鋼生産能力削減総量を8000万トン以上に達成させ、中国の鉄鋼生産能力利用率が合理的な水準に達することを目指す」と述べた。19日付中国証券報が伝えた。

過剰生産能力の解消を加速させると同時に、中国鉄鋼企業は製品品目の合理化や業務のモデルチェンジに力を入れ始めている。業界関係者は、「市場と環境保護面の圧力が増大していることを背景に、企業の経営モデルの転換と企業全体のグレードアップが迫られている。中国鉄鋼業界は今後、買収・合併(M&A)の活発化を特徴とする構造調整期を迎えるだろう」との見方を示している。

 

「中国証券報」より 2014年5月19日

 

 

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