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2014化涂芸術展が上海図書館で開幕

 

王漢平=文

 開幕式では盛大なテープカットが行われた

「匯龍墨語――2014化涂芸術展」が5月9日、上海図書館で開幕した。上海海派書画院が開催したもので、ここ数年来に化涂氏が創作した書や絵画、篆刻作品80余件および今回の芸術展のために制作した紫砂(江蘇省宜興で産する陶土)の印が出展された。上海文化ラジオ・映画・テレビ管理局副局長・貝兆健氏、上海図書館副書記・秦昕強氏、上海美術家協会副主席・陳琪氏、上海芸術博覧会国際展覧有限公司総経理・顧之驊氏が開幕式でテープカットを行った。

 芸術展会場を見て回る関係者

化涂氏の中国画は八大山人や呉昌碩、斉白石、李可染らの巨匠から芸術思想と技巧を学び、あっさりして上品な境地を追求し、筆遣いが豪放で、粗密が秩序で、爽やかな情趣にあふれる。今回出展した戯曲人物画、伝統的山水花鳥画、抽象水墨画という3種類の作品は伝統を受け継ぎながらイノベーションにも取り組んでいる。戯曲人物画は墨色がまろやかで、造形には妙味があり、人物の性格と内面世界の描写に重点を置く。彼の抽象水墨画は伝統的水墨芸術を大切にし、現代中国の社会生活にも根をおろし、生命や社会に対する悟りと思考を表している。例えば、作品『較量』は鳥インフルエンザが人類にもたらす思考を表し、人と自然が調和する理念を伝えている。

 戯曲人物画『小商河』

 『較量』

 

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