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習近平主席がバングラデシュ首相と会談

 

習近平国家主席は10日、バングラデシュのハシナ首相と人民大会堂で会談した。

習主席はハシナ首相が父であるラーマン元大統領の遺志を受け継ぎ、中国・バングラデシュ関係の発展に尽力していることを称賛。「バングラデシュは南アジアおよびインド洋の重要な国であり、中国とバングラデシュは共に人口大国、発展途上の大国だ。中国はバングラデシュとの関係を強く重視し、バングラデシュを南アジアおよびインド洋地域の重要な発展パートナー、協力パートナーと見なしている。両国関係には大きな将来性がある。両国の国交樹立から来年で40周年となる。双方はハイレベル交流の流れを維持し、様々な形の祝賀行事を行い、各分野の実務協力を開拓し、発展させ、両国のより緊密な包括的パートナーシップを新たな段階へと押し上げる必要がある」と表明した。

また「中国はバングラデシュが自国の国情に合った発展の道を歩むことを支持する。農業などの分野でバングラデシュ側と技術やノウハウを分かち合い、バングラデシュの貧困削減と発展を支援したい。バングラデシュは海のシルクロード沿線の重要な国だ。中国はシルクロード経済ベルトと21世紀の海のシルクロードの建設へのバングラデシュの積極的な参加を歓迎すると同時に、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊の建設を推進し、利益共同体を築き、両国およびこの地域の人々に幸福をもたらす。双方は重大な問題で意思疎通と調整を継続し、平和維持、対テロ分野の協力を強化する必要もある」と表明した。

ハシナ首相は「中国の発展の成功経験を参考にし、中国側との協力を強化したい。中国の核心的利益や重大な懸念に関わる問題で、バングラデシュは引き続き中国を断固支持する。私は昆明で開かれた第2回中国・南アジア博覧会に出席して、南アジア諸国と中国との協力に大きな潜在力があることを深く感じた。中国の打ち出した重要なイニシアティブ『1ベルト、1ロード』に賛同する。バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊は南アジア地域の経済発展にとっても重要な意義を持ち、積極的に参加したい」と表明した。(編集NA)

 

 「人民網日本語版」2014年6月11日

 

 

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