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中国大運河とシルクロード、世界遺産に登録

 

カタールで開かれていたユネスコの世界遺産委員会は22日、中国が申請していた「中国大運河」を世界文化遺産に登録することを決めました。これで、中国国内の世界遺産は46件となりました。また、中国とカザフスタン、キルギスの3ヵ国が共同申請していた「シルクロード」も世界文化遺産に登録されました。

「中国大運河」は1600年前に建設され、今もなお水上交通の要として利用されている世界最古の大運河で、中華民族が世界に残した貴重な遺産です。

新疆スバシ古城(シルクロード)

 

西安大雁塔(シルクロード)

 

新疆キジル石窟(シルクロード)

 

江蘇無錫(大運河)

「シルクロード」は、紀元前2世紀から16世紀にかけ、古代ユーラシア大陸で絹の貿易を行うため切り開かれた交通の動脈であり、東西文明と文化の融合、交流と対話を象徴する交易路です。今回の登録は総延長約5000キロの通商路網に沿い、33ヵ所の遺跡を構成要素としています。そのうち、中国は考古遺跡や古代建築などの遺跡22ヵ所(河南4ヵ所、陝西7ヵ所、甘粛5ヵ所、新疆6ヵ所)、カザフスタン8ヵ所、キルギス3ヵ所です。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年6月23日

 

 

 

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