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中国、2013年度の新語トップ10が発表 言葉の「輸出」も盛んに

 

中国の教育部(省)と、国家語言文字工作委員会はこのほど、「2013年中国語言生活状況報告」を発表。「中央八項規定(国家公務員の勤勉倹約の励行等の規定)」、「PRISM事件」、「H7N9型鳥インフルエンザ」、「土豪(金遣いが荒く品のない金持ち)」、「上海自由貿易試験区」、「単独二胎(夫婦のどちらかが一人っ子である場合、子供を二人産むことができる政策)」、「中国大媽(中国のおばさん)」、「光盤行動」(完食キャンペーン)」、「女漢子(おやじ女子)」、「十面霾伏(いたるところスモッグだらけ)」が、同年の新語トップ10に選出された。人民日報海外版が報じた。

新語トップ10は、364の新語から選出された。364の新語には、昨年11月に開催された「三中全会(中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議)」や同会議で提唱された「改革の全面的深化」、習近平・国家主席が発表した思想「中国の夢」、昨年9月に発足した「上海自由貿易試験区」など、中国の改革の進度を示す言葉も数多く入っていた。また、中共中央政治局会議で採択された、勤勉倹約の励行などを含む規定「中央八項規定」や共産党中央規律検査委員会の会議において、習主席が明言した「トラもハエも一緒に叩く」などは、習主席を筆頭とする新指導部の意気込みである。一方、米国政府によるインターネット上のスパイ活動を告発した「エドワード・スノーデン」、国防部が昨年11月に設定した東シナ海の「防空識別区」などは、世界的なニュースだ。そのほか、金遣いが荒く品のない金持ちを意味する「土豪」や大気汚染が原因の「煙霧」などは、社会の人々が注目している問題だ。

 

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