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あいさつする方正輝中国外文局副局長 |
2014年7月19日から24日まで、2014年ワインラベル原画展が北京西城区にある恭王府で開催されている。これは中国-フランス国交正常化50周年を紀念したもので、中国文学芸術界連合会、文化部(日本の省に相当)、中国外文出版発行事業局(以下、中国外文局と略す)、中国美術家協会、中国酒業協会の後援のもと、人民中国雑誌社と文化部恭王府管理センターが主催し、運営を人民中国書画院が担当している。開催にあたっては、フランスワイン業界のリーディングカンパニー、レ・グラン・シェ・ド・フランス(Les Grands Chais de France)社と上海金易久大酒業有限公司が協力している。
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あいさつする辺偉文化部恭王府管理センター副主任 |
あいさつする馮遠人民中国書画院院長 |
祝辞を述べるレ・グラン・シェ・ド・フランスの中国地区総裁 |
あいさつする劉秀華中国酒業協会副理事長 |
7月19日には恭王府でオープニング・セレモニーが行われ、方正輝中国外文局副局長、劉大為中国美術家協会主席や中央文史館副館長、中国文学芸術界連合会副主席ら各界の名士200人余りが出席した。
開会にあたり、方正輝中国外文局副局長があいさつに立ち、中国外文局は一貫して中国文化や芸術を広く世界に知らしめることを重要な使命としてきた。今回の原画展を通じて中国とフランスの文化の良さを併せ持つ逸品を作り出し、中国芸術の国際性ある二次産品化を通じて、中国文化普及の新たな方法を探っていきたいと述べた。
一方、馮遠人民中国書画院院長はあいさつの中で次のように指摘した。フランス・ワイン業界のリーディング・カンパニーがこのように多くの中国芸術家の作品をラベルに採用したのは初のことであり、これは各国の人々やソムリエたちに中国芸術を理解する絶好の機会を提供することになる。
今回の原画展には李宝林、劉大為、翁振新、馮遠など現代画壇で極めて大きな影響力を持つ画家の作品が展示されている。
ワインラベル原画展は欧米ではひんぱんに開催されており、作品をより身近に感じさせる芸術普及のユニークな方法として注目を集めている。フランスにはワインラベルへの芸術作品使用に100年近くの歴史があり、ブラックやダリといった巨匠の作品もワインラベルに使われたことがある。
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主催者と交流する芸術家、ワインを片手に話もはずむ |
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原画展を鑑賞する来賓 |
劉大為中国美術家協会主席 |
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聖歌隊の子どもたちがフランス語で聖歌を披露 |
昆曲『牡丹亭』が上演された |
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