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あいさつする中国篆刻芸術院の駱芃芃院長 |
2014年7月25日から8月5日まで、中国芸術研究院中国篆刻芸術院第三回作品展および国際篆刻作品展が行われている。7月25日、北京市にある中国美術館で開幕式が行われた。
まず、中国篆刻芸術院の駱芃芃院長があいさつに立ち、「今回の展覧会で展示された篆刻作品は、中国篆刻芸術院研究員たちの篆刻水準を代表するもので、さらに現在篆刻芸術界全体のレベルを代表するもの。来場者の皆さんは今回の展覧会によって、より多くの篆刻分野の知識を知り、篆刻芸術が国外での発展状況を把握できるはず。本展覧会を主催するわれわれの目的は、篆刻家たちが創造意欲に燃え、篆刻芸術における国際交流を促進できるようにすること」と述べた。
開幕式の後、中国美術館の7階で学術シンポジウムが行われ、研究員たちは篆刻芸術の現代における創作に関して活発に意見を交わした。
本展覧会は中国芸術研究院が主催し、中国篆刻芸術院が運営を担当している。展示されているのは主に中国篆刻芸術院の研究員たちの作品で、香港、澳門(マカオ)、台湾地区と、日本、韓国、マレーシアなどの国の篆刻家の作品もあり、全部で100余名が参加している。篆刻作品はもちろん、篆刻に使う石、デザインの原稿、印屏(篆刻作品が印刷された紙など)と書道作品がそれぞれ100点余り、印鈕(印章のつまみ)作品が20点、各国の文化を代表する篆刻芸術関連の器具など貴重な展示が見られる。(文=李明慧 写真提供=中国芸術研究院中国篆刻芸術院)
「中国芸術研究院中国篆刻芸術院第三回作品展および国際篆刻作品展」
会 期:2014年7月25日~8月5日
会 場:中国美術館19番、20番、21番展示ホール(5F)
アクセス:北京市東城区五四大街1号(地下鉄5号線、6号線東四駅下車E口から出て西へ7分)
電 話:010-64017076
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開幕式のようす |
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学術シンポジウムの現場 |
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