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60年以上放置された故宮大高玄殿を修築

 

大高玄殿の破損した土台の柱、欄干、排水竜頭など石の部品が木の板で覆われて保護されている

 

60年以上放置されてきた故宮大高玄殿が13日、初めてメディアと古建築の専門家に公開された。故宮博物院の単霁翔院長によると、大高玄殿建築群は今後修築しながら一般公開し、2016年には修築完了の予定だという。完了時には重要な文化的場所として市民に開放し、またデジタル博物館と文化広場を建設する。大高玄殿建築群のうち乾元閣はすでに修復が完了し、第2期修復プランが関係部門の審査許可待ちとなっており、今年末までに工事開始の見通しだ。大高玄殿は明の嘉靖21年(1542年)に建設が開始され、明・万暦時期から中華民国にかけ何度も修築が行なわれた明、清両代の皇帝家御用道観で、故宮の重要な構成部分である。新華網が伝えた。(編集YH)

 

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