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第9回ミス・チャイナ・コンテスト決勝大会が張北県で開催

 

劉世昭=文・写真

北京から300キロ離れた張北県は華北平原とモンゴル高原の中間地帯に位置し、歴史上は元朝の中都であった。中国国際文化普及センター、中国愛心工作委員会が主催し、張家口市政府が協力する第9回ミス・チャイナ・コンテスト全国決勝大会が9月、ここで行われた。

グランプリの王韻婷さんを表彰する龍宇翔主席(左)

「美しい中国・仁愛の心」をテーマとするミス・チャイナ・コンテストは、香港・澳門(マカオ)・台湾地区と大陸部の文化交流を強化し、これら「両岸四地」の調和と発展を促進することを趣旨とする国家レベルの公益活動だ。主催者は一貫して「夢、健康、思いやり」のテーマを追求し、中国の美、中国の夢と中国の魂を世界に発信し、中華文化を発揚し、公益精神を強調しながら、世界の流行文化を導入して中国文化と融合させ、国際レベルのコンテストとの交流や対話を続けてきた。

コンテストの主催者団体と運営者・天保集団が張北県の貧困学生に愛心基金を寄付し、大会期間中に天保集団は貧困学生を援助する300万元の「天保愛心奨学基金」を設けた

今回のコンテストの審査基準はこれまでと同じで、審査委員は出場者のスタイル、スピーチ能力、パフォーマンス、質疑応答、公益・思いやりなどの項目ごとに審査した。「美しさ」と「知性」の二つの基準を採用し、出場者の外見の美しさを審査するだけではなく、さらに才能や特技、知性や感性などの内面も重視している。

世界で最も大きく、数千人を収容できるという休暇村のパオ(モンゴル式家屋)で決勝大会は開催された

民族衣装の審査

9月13日の決勝大会では、出場者たちは中国少数民族の民族衣装や元気あふれる若者ファッション、シルクロード・ファッションなどのほか、パフォーマンスも披露した。全力勝負の結果、山東省からの王韻婷さんがグランプリに輝き、遼寧省からの賈佳文さんが2位、河南省からの王瑩さんが3位となった。

元気あふれる若者ファッションの審査

シルクロード・ファッションの審査

中国国際文化普及センターの党組書記、執行主席で中国愛心工作委員会の龍宇翔主席が入賞者を表彰した。龍主席はあいさつの中で、ミス・チャイナ・コンテストは両岸四地の若者の健康と美しさ、夢の追求、進取の精神、調和・自然という新たなイメージを手段とし、香港・澳門・台湾地区と大陸部の交流と友情を積極的に促進する活動であり、慈善事業を押し広め、国民の生活に注目し、伝統を継承し、美徳を広めることを趣旨とする最高レベルの催しだと述べた。また、コンテストは中華文化を発揚し、両岸四地の平和と発展を推進し、共に中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現させると強調した。

 

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