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10.「2日と1夜」
作品紹介:若い母親であるサンドラは、働いていた工場で事故が発生し、解雇を宣告された。彼女は、自分自身の職を確保するために、2日間の間に同僚たちを説得する必要があったが、さらに困難なことには、同僚たちが彼女を支持した場合、1000ユーロのボーナスを諦めてもらわなければならなかった。
コメント:現実主義をテーマとしたダルデンヌ兄弟の監督による作品。安定しない手動撮影の手法によって、ポスト経済危機の時代と金銭が絡んだ時の人情の機微が見事に描かれている。全編を通して音響効果はほとんど取り入れられておらず、画面の視覚効果だけで観客の心を捉えることに成功した作品。(編集KM)
「人民網日本語版」より 2014年12月9日
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