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創価大学で中国語弁論大会 学生が熱弁

 

 弁士全員が審査員との記念撮影

創価大学の中国研究会(齋藤良美部長)主催の「第41回創価大学創立者杯中国語弁論大会」が、2014年12月6日午後、同大学内の学生ホールで行われた。

大会では、「ここで伝えよう 想いで架ける 虹の橋」とのテーマのもと、4名の学生弁士が登壇。

厳正な審査の結果、創立者賞(第1位)に、真木大樹さん(創価大学4年)が選ばれた。

審査員からは「発音が良い弁士、表現力が富んでいる弁士など、各人のレベルが高く、順位をつけるのが難しかった」「内容もバラエティーに富んでおり、大変個性的であった」などの講評が寄せられた。 

あいさつに立った中国大使館1等書記官孟素萍女史は、「皆さんが池田先生の心を受け継ぎ、中日友好の理念を堅持され続けておられることに感謝しています。弁士全員が今後とも中国語の学習を継続し、日中友好を推進する人材に成長してください」と期待を寄せた。 

 真木大樹さん

本大会は今年で41回目となるが、第1回は両国の国交正常化間もない1974年。同年5月、創価大学の創立者である池田大作創価学会会長(当時)が、初めて訪中。その際池田会長は、北京に滞在していた西園寺一晃氏に「過去の不幸な歴史を踏まえた上で、これからの若い世代の誠意に基づいた交流を考えなくてはならない」、「(今、一番日中関係において重要なことは、)日中友好を担う青年と青年の交流が大事なのです」とした上で、中国語の弁論大会を提案。その提案を受けて、1974年10月27日に第1回の弁論大会が開かれた。 

この40年間、日本と中国の関係は多くの風雨があったが、創価大学中国語弁論大会は、その時代状況に左右されず、毎年一貫して開催してきた。日本にこのような、中国との友好を進めていく催し物がより多く開催されることを念願したい。(文・写真=創価大学提供)

 

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