中国広東省海陵島にある海上シルクロード博物館に引き揚げられ、保管されている、水中に800年以上沈んでいた南宋代の商船「南海1号」では、船内部の文化財の発掘が進められている。これまでにも海上シルクロードの文化財が相次いで発見されている。
中国国家文物局水中文化遺産保護センターの「南海1号」考古調査隊によると、保護と発掘プロジェクトが2013年11月にスタートしてから、これまでに、磁器など623点、金器107点、漆器11点、銅銭約5000枚、文化財の破片2100点、動植物の残骸などが見つかったという。
中国国際放送局日本語部より 2014年12月31日 |