女優・タレントの黒柳徹子さんによる自伝的物語、「絵本 窓ぎわのトットちゃん」の中国語版の出版発表会が10日、北京市内で開催された。今回出版された絵本版は、ベストセラーの「窓ぎわのトットちゃん」を低学年向け絵本に再編集したもので、全てのページに絵本作家・いわさきちひろのイラストが収録されている。国際在線が報じた。
ユニセフ親善大使の黒柳さんは同書で、自身が通学したトモエ学園を舞台に、「トットちゃん」と呼ばれていた小学生時代を描いている。「トットちゃん」は最初に入学した小学校で問題児扱いされ、小学1年にして退学させられてしまう。しかし、ユニークな教育方針の「トモエ学園」に転校し、校長の小林宗作先生の「君は、本当は、いい子なんだよ」という言葉に元気づけられながら、「問題児」だった「トットちゃん」は、他の人に受け入れられる子供へと成長すると同時に、人生の基礎を築いていく。
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