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中国の五大映画会社が新作計画を発表

 

 中国の五大民間映画会社である華誼誼、光線、万達、博納、楽視がこのほど、今年の新作映画の計画について発表した。これら5社は去年の中国映画興行収入の約58%を占めている。これら5社が撮影を計画している新作映画は88作品だが、中でもファンタジー映画は激増傾向にある。重慶晩報が伝えた。

 

大作:ファンタジーがめじろ押し

今年は再びファンタジー映画が大手映画会社の人気を集め、数の多さと同時に、これら作品のほとんど全てが大作で期待が持てる。このうち、陳坤(チェン・クン)や黄渤(ホアン・ボー)、舒淇(スー・チー)主演の「鬼吹灯之尋竜訣」(英語名「The Ghouls」)は最も注目を集める作品だ。同作は万達、華誼、光線が共同で投資した、人気小説「盗墓筆記」を原作とする墓の盗掘や宝探しの物語で、ファンタジー色豊かだ。3D撮影技術を採用した同作品の興行収入目標は20億元(約378億円)と言われている。陸川監督が手がけ、姚晨(ヤオ・チェン)や趙又廷(マーク・チャオ)主演の同じく墓の盗掘をテーマとする「鬼吹灯」は、制作規模もスタッフも「鬼吹灯之尋竜訣」には及ばないようだ。投資額で最大規模は張芸謀の「長城」で、米中共同制作の大作として8億元(約151億円)が投資されるという。

もう一つの大作は周星馳の新作「美人魚」(人魚姫)だ。海上で海賊に遭遇した船を人魚姫が助け、船上のハンサムな青年と恋に落ちるという物語。また、万達が投資する道士をテーマにした作品「鐘馗伏魔」と「捉妖記」の2本も期待できそうだ。

 

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