中国人の伝統的な祝祭日・春節(旧正月)を前に、アメリカ合衆国郵便公社(USPS)が、羊の干支の記念切手を出した。7日、サンフランシスコのチャイナタウンにある中華文化センターで、発行を記念したセレモニーが開かれた。
図柄には、春節に、中国人の家庭でお菓子を入れる赤く、丸い入れ物が用いられ、その蓋にはボタンの花とカワセミが描かれている。切手の左側には、金色の切り紙文様でヤギと、漢字の「羊」が飾られている。
サンフランシスコ郵便局のサングラ局長と、サンフランシスコの李孟賢市長が除幕式に参加した。サングラ局長は「旧暦の新年は中国人にとって、一年の中で最も重要な祝祭日だ。この切手がみなさんに「健康、幸福、開運」をもたらしてほしい。干支にちなんだ記念切手の発行で、中国人コミュニティーの幸福と繁盛を祝いたい」と話した。
USPSは1993年から、春節の干支にちなんだ記念切手を発行している。干支が一巡したため、2008年から2セット目の発行をスタートさせました。郵便料金の変化に関係なく、1オンス以内の国内定形郵便物には永久に使えることが2セット目の特徴となっている。
中国国際放送局日本語版より 2015年2月9日
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