◎ニューメディアによる双方向交流
「春晩」総監督の哈文氏は未年「春晩」の新たな見どころについて、以下のように述べた。
「番組マスコット「陽陽」やニューメディアによる双方向交流など、我々の初めての試みはいずれも、誰もが「春晩」で期待する要素となっている。豪華な宴を視聴して楽しむだけではなく、双方向交流を通じて、楽しみはさらに倍増するだろう。」
◎「春晩」の最大の見所は「反腐敗」をテーマにした漫才
今年のCCTV の「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)では、「反腐敗」をテーマにした漫才が最大の目玉となる。披露されるのは、苗阜と王声の漫才「这都不是我的」、周煒、武賓の漫才「圈子」、沈騰と馬麗の「投其所好」(仮題)だ。
漫才「这都不是我的」は、「ここ30年で最も風刺度が高い」と言われている。ある官僚が誘惑に負けて、必死に言い訳を探して賄賂を受け取るというのがその内容。賄賂の過程が細かく描かれている。受け取る物はお金や不動産の他、女性の性的サービスまであり、さらに、その女性が妊娠するという過激な内容まである。
CCTVは昨年10月に、漫才のテーマを「反腐敗」にしてほしいと要望を出していたという。その後、苗阜によると、官僚が賄賂に手を染める際の心理状況やその過程の詳細を知るために、「陝西省の共産党委員会宣伝部に連絡した」という。「同部はとても協力的で、すぐに紀律検査委員会の指導幹部らとの座談会を開いてくれた。幹部らは、たくさんの実際にあった出来事を教えてくれた」。(編集XM)
「人民網日本語版」より 2015年2月15日
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