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骨董愛好者、明清時代の陶器の欠片を利用した工芸品を展示

 

染付(白地に青で文様を表した磁器)風のチャイナドレス

 

1月24日の午後、骨董愛好者たちが湖北省襄陽市で長年収集してきた陶器の欠片3000点を市民に披露した。一つ一つの陶器の欠片を利用して作った工芸品に、多くの人々が足を止めて見入っていた。楚襄網が伝えた。

金のなる木やヒマワリの花、書道の額縁、ネックレス……陶器の欠片を利用して作った精巧な工芸品に、市民たちは皆口々に称賛の言葉を贈った。これらの工芸品には、延べ2000点もの陶器の欠片が使用されている。その中で最も強い印象を残したのは、染付(白地に青で文様を表した磁器)風のチャイナドレスだ。骨董愛好者の王合臉さんによると、このチャイナドレスには1200点もの陶器の欠片が使われ、欠片を選ぶのだけで2年間を費やしたという。そこからさらに欠片を切ったり、削ったり、つなぎ合わせたりという作業を行い、一つの欠片を長さ1.5センチ、幅1センチ四方の形に加工した。その後、綿の布でチャイナドレスを作り、欠片を一つずつそれに貼り付けていった。そして3か月をかけて、身長1メートル60センチ前後の女性が着用できるチャイナドレスをようやく完成させた。

 

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