4月17-20日に北京で開催される第5回北京国際映画祭の組織委員会は2日、今年のアカデミー賞で最多ノミネートとなった「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」や「グランド・ブダペスト・ホテル」、「ゴーン・ガール」、および映画史における名作などを含む、中国や海外の映画300作品以上が同映画祭で上映されることを明らかにした。中国新聞網が報じた。
同映画祭にはコンぺティションや北京展映、映画市場、技術フォーラムなどのイベントが設置されている。うち、北京展映では、数日間でさまざまな国、ジャンル、テーマの傑作映画が次々に上映されるため、映画ファンにとってはまたとない機会となる。
北京展映には、最近のヒット作だけでなく、過去の名作も集結しており、ワールドプレミアや巨匠の回顧展、名作の復刻版、シリーズ一挙上映などのイベントが用意。シリーズ一挙上映では「ゴッドファーザー」(1972年)のパート1-3が上映されるほか、巨匠の回顧展ではハリウッドを代表する映画監督・オーソン・ウェルズの作品「オーソン・ウェルズINストレンジャー」 (1946年)「上海から来た女」(1947年)が上映される。名作の復刻版では、約4時間という長さの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」が上映され、映画ファンを大満足させるのは間違いない。
さらに、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」や「グランド・ブダペスト・ホテル」、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」、第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で審査員特別グランプリを獲得した「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年)、「リヴァイアサン」(2012年)、「TWO DAYS, ONE NIGHT(2日と1夜)」など、最近の映画界を代表する作品が上映され、映画ファンにとっては、たまらない数日間となりそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」より 2015年3月9日 |